ホビージャパンで80年代後半から活躍し、フルスクラッチ作品を主に発表していたプロモデラー原田正彦(雅彦)氏制作の量産型キュベレイ、実物そのものを出品します。 ※おそらくHJ誌用に製作したもの。今回の出品用にいつ掲載されたものか検索しましたが、答えが無かったので掲載されたものとして解説します(もしくは未発表作品かも)※ HJ別冊ZZガンダム以降1987年頃クィン・マンサの前後と思われる。 写真を見てお分かりいただけるように永野護氏(エルガイム)に強く影響を受けた作品です。 MS新時代を切り開いた永野的プロポーションセンスを模型作品に落とし込めたのは当時、ホビージャパン誌の原田氏とモデルグラフィックス誌の新井氏だけだったのではないでしょうか。ちなみに両氏は後に永野氏のファイブスター物語のMHガレージキット原型を手掛けることとなります。 □1/144量産型キュベレイ解説□ ■頭頂高：約130㎜(ほぼ1/144)■プラ板バキュームフォームを主体とした構成でパテ類を極力使わない独特な手法で作られている。腕、足、バインダー丸モールドなどはレジンの複製■関節部はポリキャップとプラ板＋プラ棒の組み合わせ(ボールジョイントなどの別売り関節パーツが出るのは何年も後)。足首などはパイプスプリングによる可動■手は「原田指」と言われるフル可動■首、下腕部、背部砲などのエネルギーチューブ表現はエルガイムの影響で氏らしい表現■筆などによる永野ヘビーメタル的模様が各部に施されている。 ※欠損パーツ⇒頭部アンテナ※欠損パーツ?⇒背部砲の間に何かの取付穴あり。頭部のリード線を収納?。腕部収納サーベル。共に欠損なのか確認出来ず。 ※破損パーツ⇒後頭部左右に割れ。肩バインダーは軸基部に割れ。また、傷や汚れ、接着跡などあります。見落とし箇所があるかもしれません。すみませんが写真でご確認ください。 ※ご注意ください！約40年前に製作されたものです。バインダー裏側等の再現など今の当たり前の表現が無かった時代の物。各関節なども40年前の基準です。 ※原田氏は20年前に他界されております。氏の「作品」としてご理解下さい。どうぞ、よろしくお願いします。 ■現状態で各部位に分けて箱に入れます。 ■らくらくメルカリ便　宅急便で発送します。